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WEBと現実空間との関わり

近年、弊社にデザインのご依頼をいただく際、同時にHP (ホームページ) 制作のご依頼もいただくことが多くなっています。HPは、店舗や医院にとって、重要な広告媒体として一般化してきていますが、HP制作を見据えた空間づくりは、まだ未発達ではないでしょうか。この『 WEBと現実空間の連動 』は今後、建築・インテリアデザインをおこなう上で必須項目となり得ると私は考えます。

こういった空間のシーンをつくってHPで公開すれば、集客の武器になる!!
特定ターゲットに向けて、この素材を使った空間をデザインし、HPにこの項目をつくるべきだ!など最近は、WEB上でのプロモーション感覚が、現実の空間デザインを構成する要素の一つとして確立していると思います。

もちろん現実の立地条件に対する空間や看板のデザインの考察は、今も昔も変わらない非常に重要な要素です。しかし、WEB上での立地条件が重要視される近年、前述のようなデザイン要素も必要となってきたのではないでしょうか。実際に『 WEBと現実空間の連動 』を踏まえ生まれたHP用の写真は、訪問者に対する説得力が違うと私は感じます。

通常では単体で存在しがちの広告媒体を、空間やグラフィックと積極的に連動させることができるのが弊社のおこなうブランディングの強さと私は感じています。

デザイナー 宮下

2011.10.06
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